関西空家買取ナビの濱崎です。
今回は不動産の査定のしくみ、簡単に言うと、あなたの不動産の売り出し価格もしくは買取価格はどうやって決められるのかについてお伝えさせていただこうと思います。
不動産の査定には売買査定と買取査定の2つがあります。売買査定は仲介で売り出す時の価格、平たく言うと市場価格の算出です。
買取査定は不動産業者が買い取る際の価格の算出です。
これらはいずれも、できるだけ近い条件の過去の売買事例（実際に取引された事例）から導きだされます。
過去に取引された、できるだけ近い条件の物件をさがすところからはじまります。
条件① できるだけ最近 条件② できるだけ近い地域 条件③ できるだけ近い土地の広さ 条件④できるだけ近い築年月日
条件⑤ できるだけ似ている土地の形状 条件⑥ できるだけよく似た立地（前道の広さ、前道の道路の種類、そこに至るまでの道路状況等）。
これら条件をクリアする過去事例物件をみつけたら、当該物件がそれよりも劣る部分、優る部分を判断しプラスマイナスの評価をし、計算していきます。そして、最後にその建物の状態を加味して、これなら売れると思う金額を算出します。その建物が取り壊しの必要な古家の場合は、土地としての評価になり、その解体費用を引いた金額になります。
売買査定価格はこの金額となり、買取価格はそこから再販（買取、別の人に転売する事）する際の利益を引いた金額になります。
★大まかな流れとしてはこんな感じです。あくまで大まかなながれであり、路線価や公示地価、詳細な現場状況等のその他条件も加味しながら慎重におこなってはいきます。
不動産会社により様々な金額がでてくると思います。特に買取価格については、その会社がのせようとする利益や、再販の際のリフォーム費用、その物件への付加価値の具合にもかかわりますので、大幅に変わってくると思います。
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