住宅を購入する場合、通常、土地と建物をあわせて購入しますが
その土地の中には、借地権がついている場合があり、
土地ではなく借地権を買う事で家を建てるというケースがあります。
【借地権とは、地主さんから土地を借りる権利のことです】
借地権は、土地を購入する場合よりも安く済ませる事ができるというメリットがあります
しかし、売却する場合にさまざまな問題があるので気をつけなければいけません。
因みに、借地権には「旧借地権」「普通借地権」「定期借地権」と3つがあり、
注意するべき点がこの中の「普通借地権」で、地上権と賃借権というものがあります。
この2点には特徴があり、地上権は地主の承諾なしに売買ができますが、
賃借権の場合、地主の承諾がなければ売買や賃貸ができません。
そして、現状では借地権で利用されるほとんどが賃借権です。
賃借権が多いのは、地主の許可なく増改築や賃貸などをされると
地主に不利益が起こる可能性があるためです。
借地権の売買には、複雑な事が多く個人間で進めるには
リスクがあるので、詳しい不動産会社に依頼する事が重要となります。
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